前回に引き続き、このブログは
算数・数学が苦手、好きでない方々に
心を込めてお届けします。
前回、
算数・数学はほぼ全員の人が好きになれる
という話をしました。今回は、
算数・数学が嫌いになる理由
についてお話しします。
ちょっと想像してほしいことがあります。あなたが
良いことだと思ってやったことを、
誰かからダメ出しをされてしまいました。
しかも、そのダメ出しの
理由がまったくわからないとしたらいかがですか?
納得できないですよね。
しかもそれが、何回も繰り返されたとしたら・・・
もう、あなたは「その行為」を
二度としたくなくなりますよね。
そのダメ出しした人のことも
「好き」になれないでしょう。
せめてそのダメ出しの
理由がしっかりと説明され理解できれば、
納得するかもしれませんが、
それすらも意味不明なのですから・・・苦しいです。
もう察している人も多いと思いますが・・・
ダメ出しの理由が最もわかりにくい教科が
算数・数学なのです。
地名を間違えたのなら、そこに理屈はなく、
正解を知れば納得です。
漢字テストで字を間違えたとしても、理由は明快です。
仮に覚えるのが苦手だとしても、
×の理由には筋が通っているわけです。
しかし、
算数・数学は、ちょっとそこが違うのです。
問題を間違えても、その理由が
はっきりと理解できないことが
少なくないのです。
さらに、算数・数学は、
積み重ねという特徴があります。
掛け算がわからないと割り算が理解しにくく、
展開がわからないと因数分解の理解が進みにくく
なってしまいます。
このようなことから、
ある単元のどこかに「抜け」があると、
そこからの理屈がちんぷんかんぷん
ということも少なくありません。
抜けを埋めようとしても、どこまで掘り下げたら
その抜けが埋まるのか・・・
そうこうしている内に、再び
理由なきダメ出しが襲い掛かってくるのです!
逃げたくもなるし、ダメ出しから自分を守るために
硬い鎧をまとってしまう(拒絶する)人が出てきても不思議ではありませんよね。
それでは、
算数・数学を好きになるためには、
一体どうしたら良いのでしょうか?
次回のブログで、
算数・数学を好きになれる理由について
お話ししていきたいと思います。お楽しみに!