私、速く走れないんです…→それ、当たり前ですよ!?実にシンプルな2つの理由

このブログは、

「速く走れるようになりたい」

「走るのが苦手」

そんな方たちにお届けします。

 

こんにちは!SeedsAPPの暑苦しい担当、伊藤です!

今回は、速く走れない理由について、

実にシンプルに解説し、解決していく方法を伝授したいと思います。

 

「自分は走るのが遅い」

「速く走れるようになれない」

 

という言葉をよく耳にします。

 

走ることはスポーツの基本ですので、

速く走ることができないというのは、スポーツをする上で

かなりコンプレックスになってしまいがちです。

 

では、なぜ「速く走れない」のでしょうか。

 

才能?いえいえ、決してそんなことはありません。

 

実はとてもシンプルな理由が2つあるのです。

 

それは何かというと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「走り方を教わっていない」

「自分の動きが把握できていない」

 

この2つです。

当然のことのように感じるかもしれませんが、

スポーツと教科学習の大きく異なる点がコレです。

 

学校では、それぞれの教科の授業で、

計算方法や文法、社会の仕組みや植物の成長など、

身につけるべき内容が具体的になっています。

単元ごとに分けられたこれらの内容を教わって練習をしていくことにより、

個人差はあれど、だんだんと身についてくるものですよね。

 

ところが、

速く走る方法を、しっかり教えてもらった記憶

って、ない方がほとんどではないでしょうか。

 

盲点ですよね~、速く走ることが苦手な理由が、

実は「教わったことがないから」なんて理由(笑)

 

学校の授業では、速く走れるようになることも、

一応目標に入っていますが、あまり教えられることはありません。

(理由は様々ありますが、ここでは省略します。別のブログで書くかも?)

「はい、走って!」と言われれば、走ることはできますよね?

人間の発達段階いおいて、自然と「走れる」ようになっているからこそ、

学校で「走り方」をあえて学ぶ機会と言うのは、

そもそも少ないのが事実です。

球技を通じて空間の作り方を学んだり、

器械体操を通じて身体の調節力を学んだりもそうですが、

体育の授業の中で身体を動かす(運動する)時間を確保して、

子どもたちの体力を向上させることが大きな目的

となっているからです。

学習指導要領でも大きな目的の一つとして定められていますからね。

 

なので、

教えてもらったことがないんだから、

「今は」速く走れなくて当たり前なんだ!

 

と、今日から自信を持って開き直ってください。(笑)

難しいことは抜きにして、速く走れるようになりたい!

という人はコチラのリンクをクリック↓

速く走りたいならココを鍛えろ!中1男子が故障期間の3ヶ月で100m走の記録を2秒更新した驚きのトレーニング

 

では次に、

「自分の動きが把握できていない」

とはどういう事でしょうか。

 

これは、1つ目の理由と繋がる部分もあります。

学年全員の身体の成長・発達具合を同じと想定したとしても、

走るのが速い人とそうでない人では、

走る際のフォームは明らかに違います

 

自分がどんな走り方をしているのか、

どこを直さなければいけないのかを把握していなければ、

改善することは難しいですよね。

 

勉強でも、何がわかっていて何がわからないのかを

明確にしたうえで勉強することで、理解度が格段に向上しますよね?

それと同じです。つまり、

「脚が速くなりたい」

「速く走れるようになりたい」のであれば、

 

自分がどんな動きをしているのかを把握し、

どう改善していけばよいのかを教えてもらい実行する

ということが必要なのです。

 

他の教科に関しては、

普段の授業や筆記試験で、

苦手とするところは間違いとなり、

「ここを間違えたのか」

「これが苦手なのか」と

苦手をはっきりと目で見ることができますし、

それをもとに具体的な対策をすることができます。

計算が苦手な子がいれば、おはじきなどを使って数える練習から

入ることができますし、

漢字学習が苦手な子がいれば、

なぞり書きをしたり何かの形に当てはめたりして考えたりするなど、

段階に応じた学習方法が取り入れられていることかと思います。

 

ただ、体を動かすことについては、

自分で自分の動きを見たり、そこから

具体的な苦手の要因を把握したりするのは難しいので、

自分の動きを撮影したり、

走り方を指導してもらったりする必要があります。

 

アドバイスや映像をもとに練習をすることで、

自分の動きを改善し、速く走ることができる

ようになってくるのです。

 

いかがでしたか?

「言われてみれば確かにそうだ」

と思ってもらえたら幸いです。

 

走り方を教えてくれる人が身近にいれば、教わってみるのもいいですし、

このブログや今後配信を予定している動画などを通じて、

身につけていってもらえたらとも思います!

今回はここまで!それでは次回をお楽しみに!

算数・数学が嫌いになる理由とは⁉~算数・数学とその他の教科との違い~

前回に引き続き、このブログは

算数・数学が苦手、好きでない方々に

心を込めてお届けします。

 

前回、

算数・数学はほぼ全員の人が好きになれる

という話をしました。今回は、

算数・数学が嫌いになる理由

についてお話しします。

 

ちょっと想像してほしいことがあります。あなたが

良いことだと思ってやったことを、

誰かからダメ出しをされてしまいました。

しかも、そのダメ出しの

理由がまったくわからないとしたらいかがですか?

 

納得できないですよね。

 

しかもそれが、何回も繰り返されたとしたら・・・

 

もう、あなたは「その行為」を

二度としたくなくなりますよね。

そのダメ出しした人のことも

「好き」になれないでしょう。

せめてそのダメ出しの

理由がしっかりと説明され理解できれば、

納得するかもしれませんが、

それすらも意味不明なのですから・・・苦しいです。

 

もう察している人も多いと思いますが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダメ出しの理由が最もわかりにくい教科

算数・数学なのです。

 

 

地名を間違えたのなら、そこに理屈はなく、

正解を知れば納得です。

漢字テストで字を間違えたとしても、理由は明快です。

仮に覚えるのが苦手だとしても、

×の理由には筋が通っているわけです。

 

しかし、

算数・数学は、ちょっとそこが違うのです。

問題を間違えても、その理由が

はっきりと理解できないことが

少なくないのです。

 

さらに、算数・数学は、

積み重ねという特徴があります。

掛け算がわからないと割り算が理解しにくく、

展開がわからないと因数分解の理解が進みにくく

なってしまいます。

 

このようなことから、

ある単元のどこかに「抜け」があると、

そこからの理屈がちんぷんかんぷん

ということも少なくありません。

 

抜けを埋めようとしても、どこまで掘り下げたら

その抜けが埋まるのか・・・

そうこうしている内に、再び

理由なきダメ出しが襲い掛かってくるのです!

逃げたくもなるし、ダメ出しから自分を守るために

硬い鎧をまとってしまう(拒絶する)人が出てきても不思議ではありませんよね。

 

それでは、

算数・数学を好きになるためには、

一体どうしたら良いのでしょうか?

 

次回のブログで、

算数・数学を好きになれる理由について

お話ししていきたいと思います。お楽しみに!

算数・数学が苦手(好きでない)人へ ~算数・数学に関する驚きの調査結果とは~

このブログは、

算数・数学が苦手、

算数・数学が好きでない方々に

心を込めてお届けします。

 

突然ですが、

「あなたは算数・数学が好きですか?」

と聞かれたらなんて答えますか。

 

 

前の問で「ハイ!好きです。」と答える人は、

10人中3人程度といったところでしょうか?!

 

2017年8月に某教育系企業が

中学生を対象としたアンケートの中で、

「嫌いな教科は」と尋ねました。

その答えで一番多かったのは

「数学」(24.2%)

でした。

 

「うん、うん」とうなずく人も少なくないでしょうね。

ところが、同じアンケートの中で

きな教科」を尋ねたところ、

な、なんと一番は…

 

 

 

 

 

 

 

「数学」

 

 

 

だったのです!

 

「たまたまだよ。」

「そりゃ、好きな人もいれば、嫌いな人もいるよね」

と思う人もいるでしょう。

確かに、人の好みは人それぞれですよね。

だから、その結果が分かれるのは良いのですが、

好き嫌いのともに1位になるのというのは

単なる偶然でしょうか?!

 

実は、そこに

算数・数学の苦手、好きでないことの鍵

が隠れています。

 

私事になりますが、私は大学の教育学部数学科を出て

中学校や高校の数学教員として長く勤め、その後、NPO法人で、

算数・数学が苦手、あるいは

算数・数学が好きでない子ども

沢山一緒に勉強をしてきました。

 

そんな経験からわかったことは、

算数や数学を

好きになるには好きになる理由、

嫌いになるには嫌いになる理由が

ちゃんと存在する

ということです。

 

ちなみに私は一卵性の双子です。

遺伝子学的には同じ人間で、顔形もそれなりにそっくりです。

なのに、

私は数学が好きで、

兄は好きではなく、

文系大学に進みました。その時は気づきませんでしたが、

算数・数学が苦手、

算数・数学が好きでない多くの子どもたちと

一緒に勉強させていただいた今とでは、

兄と私の好みの分かれ道となった理由が良くわかるのです。

 

ある生徒が私に

「僕は生まれながらにして数学に向いていないんだ!」

って力強く言ったことがあります。

もちろん、世の中には天才的な数学力をもって生まれ、

数学学者になるような人がいるのは確かです。

しかし、ここで言う“数学”と言うのは、

小学校、中学校、そして高校1年生

くらいまでのレベルの話が前提です。

 

その前提で結論を申し上げますと、

ほぼ全員と言っていい人が

算数や数学の良さを感じて好きになれる!

ということです。

 

「僕は算数の掛け算もろくに覚えられないのに・・?」

という声が聞こえてきそうです。でも大丈夫です!

次回にその理由をちゃんと説明したいと思います。