アクティブラーニング(主体的・対話的で深い学び)とは①

学校の授業で、「楽しかった」「まだ覚えている」

といった内容には、どんなものが思い浮かびますか?

実験や工作、球技などいろいろあるかと思います。

体を動かしたり、体験的な学び方をしたりすると

身につきやすいと言われています。

そこで今回は、近年注目される「アクティブラーニング」

について解説していきたいと思います。

いわゆるアクティブラーニングは、

「主体的・対話的で深い学び」と言葉を改め、

次期学習指導要領案に記載されています。

子どもたちがどのように学ぶかに着目し、子どもたちが主体として学び、

生きる力を身につけていくための教育手法を指します。

「授業」の一般的な形としては、教員が前に立ち、黒板に授業内容を書きながら説明し、

子どもたちはノートを取ったり問題を解いたり発表をしたりする、

いわゆる「講義形式」が挙がるのではないかと思います。

1つの教室に40人近い子どもたちが集まり知識を得るためには、

一番効率の良い方法と言えるでしょう。

しかし、近年の子どもたちの現状については、

国内外の学力調査(全国学力・学習状況調査、PISAなど)などの結果から、

学習したことを活用して自分の考えをまとめたり、

根拠や理由を明確に説明したり、

物事を分析し自分の考えに生かしたりする力に課題がある

との指摘もされています。

 

また、文字の読み書きはできても、書かれた内容の理解や活用ができない

「機能的非識字」状態にある子どもが増加しているとも指摘されています。

こうした指摘から、現代教育の課題として、

知識を身につけても知恵として活用できる能力が身についていないのでは、

という懸念がされているのです。

そこで、これまでの受動的な学習方法から、子どもたちの能動的な学びを促し、

あらゆる課題解決能力を身につけていくことを目的として、

アクティブラーニングを導入しようという考えが中央教育審議会で強まったのです。

アクティブラーニングの方法としては、例えば、

・教員が説明する時間を減らし、子どもたちが考え行動する時間を増やす

・実験などの体験的な学習を増やす

・対話の機会を増やし課題に協同で行なったり、議論をしたりする

・反転授業(例:家庭で予習、学校で復習)

など、この他にもありとあらゆるものがあります。

アクティブラーニングの導入に関しては様々な意見がありますが、

将来の社会を築いていく子どもたちに「生きる力」を身につけさせていくことは、

学校だけでなく社会全体の責任でもあります。

子どもを取り巻く大人たち全員で様々な方法を吟味しながら、

将来を担う人財を育てていきたいですね。

 

以上、アクティブラーニングについて簡単に解説しました。

 

イラスト:ニョラネコ

1件のコメント

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