こんにちは!暑さに負けず、風にも負けない伊藤です!
さて、本日7月22日(土)、Seeds学院高等部では、
令和5年度第1回オープンスクール「記憶術&ICT」の授業を実施しました。
記憶術では、短い時間で20個の単語を覚える方法を、
ICTではWordを使って、夏らしく「うちわ作り」を行ないました♪
この暑さの中ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございます!
少しでも、Seeds学院高等部の雰囲気や楽しさを感じてもらえて
いたのであれば幸いです。
次回もこうご期待!
こんにちは!暑さに負けず、風にも負けない伊藤です!
さて、本日7月22日(土)、Seeds学院高等部では、
令和5年度第1回オープンスクール「記憶術&ICT」の授業を実施しました。
記憶術では、短い時間で20個の単語を覚える方法を、
ICTではWordを使って、夏らしく「うちわ作り」を行ないました♪
この暑さの中ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございます!
少しでも、Seeds学院高等部の雰囲気や楽しさを感じてもらえて
いたのであれば幸いです。
次回もこうご期待!
こんにちは!SeedsAPPの伊藤です!
これまで2回に渡り、メディアリテラシー教育の必要性
についてお話ししてきました。
現代社会にとってなくてはならないツールとなった、
インターネットやスマートフォンなどのメディア機器。
これらは、情報を得るだけのものではなく、
発信することもできるツールであることも
理解していく必要があります。そこで今回は、
情報を発信(アウトプット)することに着目して、
メディアリテラシー教育の必要性
をお話ししたいと思います。
(SeedsAPPでパソコンを使った活動をしている様子)
いまや小学生が描く「将来の夢ランキング」の上位に、
youtuberがランクインしてくるほど、
動画サイトは身近なものとなっています。
SeedsAPPに通っている子どもたちの中にも、
動画を投稿している子や興味を持っている子も多くいます。
ここ数十年で、一般の人たちにとって動画や映像は
観るものから観てもらえるものに変化
してきています。これは、SNSなどを通じて
情報を発信することが容易になってきている
ことが背景にあります。最近では、
InstagramやTikTokといったSNSが流行し、
若者たちの娯楽になくてはならないものとなっています。
(筆者が中学生の頃は、友人とメールのやり取りができるだけで楽しかったものです。笑)
これらの媒体を通じて、
素晴らしい才能を世の中に披露できる
というのは、とても良いことだと思います。
以前のブログでは、情報収集をするうえで、
必要性や危険性を理解すること、
信ぴょう性を考え情報を精査する力をつけること
について話してきました。
これに対して、情報を発信する際には、
「正しい情報であるかどうか」
ということに気を付けなくてはなりません。
人から聞いた話やSNSで得た情報を
そのまま鵜呑みにして発信してしまうと、
情報の真偽に関係なく拡散されてしまいます。
もし誤った情報が広まってしまうと、
不安や不信感を与えかねません。また、
動画や画像の無断転載や、著作権、肖像権
といった点に気付かず、または無視して投稿してしまえば、
場合によっては訴えられる可能性も十分にあります。
さらには、
SNS上で話題になりたい、注目されたい、
といった感情が過剰になると、
不適切な行為や迷惑行為などを投稿して問題になる、
いわゆる「炎上」も発生します。
SNSが流行し始めてから、こういった
炎上動画や炎上投稿は数多く目にしてきましたが、
つい最近では、
迷惑行為の被害企業がついに訴訟に動き出したり、
逮捕者が出たりといった事態にまでなっています。
SNSで情報発信をする上でも、やはり
メディアリテラシー教育は必要不可欠です。
(パソコンソフトを使ってプレゼン資料を作成している様子)
情報が本当に正しいものなのかを精査して発信する事、
権利等について正しく学んでおくことは、
社会に出ていく上で非常に重要と言えます。
また、話題性を獲得したい、注目してほしい気持ちのために、
他人に迷惑をかけてもいいのか、
その行為はどんな影響をあたえる可能性があるのか、
ということに対して考えたり判断したりするのは、
メディアリテラシー以前にそもそもの一般常識
であることを、それぞれが認識・理解しておく必要があります。
以前にはできなかったことが手軽にできるようになった世の中においては、
心配する必要もなかったことに対しても心配をし、
対策を講じていかなければいけません。
特に、発達段階の途中にいる子どもたちが
安心して情報社会の中で生きていくには、
保護者や学校など大人たちによる
メディアリテラシー教育に加え、
マナーやモラル、一般常識を身につけていけるよう
学んでいける環境が必要です。
「そんなこともわからないの?」ではなく、
「そんな当たり前のことだからこそ、改めて」
という思いで伝えていき、
子どもも大人もSNSを安心して正しく利用していきたいですね。
以上、今回は情報発信に伴うメディアリテラシー教育の必要性
についてのブログでした。
こんにちは!NPO法人SeedsAPPの職員、伊藤です!
以前のブログで、危機管理に関する面を中心とした
メディアリテラシー教育の必要性
についてお話ししました。
情報収集をするうえで、
ICT機器やインターネット等を
使用すること自体を問題視するのではなく、
子どもたちが情報を取捨選択し、
適切に活用できる能力を身につける必要がある、
と言えます。今回は、情報の活用の仕方をメインとした、
メディアリテラシー教育の必要性
についてお話ししたいと思います。
皆さんは、何か調べものをする際には、
何を利用することが多いでしょうか。
現代社会においては、第一に
インターネットが挙げられるでしょう。
スマートフォンやタブレット端末など、
持ち運びとデータ通信が可能な媒体があれば、
時間・場所を問わず必要な情報を集める
ことができます。
インターネットを利用して、調べたい語句を打ち込んで検索し、
それについて書かれた記事から必要な情報を得る、
というのが一般的なスタイルでしょう。しかし、
インターネット上に挙げられる情報の数は
日々増え続ける中、
何を持って「この情報が正しい」と判断するのかは、
子どもどころか大人でも難しい所ではあります。
掲載されている記事によっては、
全く別の内容が書いてあることもあり、
どの情報を選択すればよいのか迷ってしまう
のではないかと思います。
SNSなどで誤った情報が流され、
拡散されてしまうなどしたら、
世の中はパニックを起こしてしまうでしょう。
ここで必要なのも、やはり
メディアリテラシー(情報の真偽を見抜く力)
であると言えます。
膨大な情報があふれる現代において、
その情報を鵜呑みにするのではなく、
その情報の信ぴょう性を調べるほか、
なぜそのような情報が発信されたのか、
情報の出所を探すなども、
必要に応じて行う必要もあります。
また、調べた情報同士を比較して、
共通点や矛盾点を探したり、
根拠に基づいた情報であるかどうか
を調べたりすることも必要とされます。
学習指導要領においても、
学習指導におけるICT機器の活用
に関していくつも例示されています。
これは、ICT活用の目的によって、
「子どもたちの情報活用能力を育成するため」
「教科の学習目標を達成するため」
の2つに大きく分類されています。
(文部科学省:初等中等教育における学習指導でのICT活用より)
前回のブログで、危機管理に関する面でのメディアリテラシー教育に
ついて触れましたが、そもそも
ICT機器を何のために活用(所持)するのか、
どのように活用すべきなのかを、
発達の途中段階にいる子どもたちはもとより、
周囲の大人たちがそれをしっかりと理解し、
どれだけ的確に子どもたちに伝えること
ができるかが、非常に重要になってきます。
「友達が持っているから」
「これがあれば便利だから」
「インターネットに書いてあったから」
といった答えには要注意。
本来の目的、使用目的の明確化、
適切な使用と判断とったメディアリテラシー
を常に心がけることで、
ICT機器の持つ本来の力を有効に活用できるでしょう。
以上、情報の活用の仕方をメインとしたメディアリテラシー教育に
関するお話しでした。