このブログは、
「速く走れるようになりたい」
「走るのが苦手」
そんな方たちにお届けします。
こんにちは!SeedsAPPのスポーツ担当、陸上競技部ヲタクの伊藤です!
以前のブログで、
腹筋を鍛えれば必ず速く走れるようになる!
という内容のブログを書きました。
腹筋は最重要筋肉であることは間違いありませんが、
速く走るうえで
「ピッチ」にも「ストライド」にも関係する、
ある筋肉があるんです。
それはどこかと言うと…
腸腰筋(ちょうようきん)、という筋肉です。
これは、腰椎~骨盤、太ももにつながっている、
「脚を上げるための筋肉」なんです。
ここを鍛えることによって、
脚を速く上げたり、脚を高く上げたり
することができるようになるんです!
脚を速く上げられればピッチも向上しますし、
脚を高く上げられればストライドを広げることも
できるようになります。
第一線で活躍する選手たちは、
この腸腰筋が非常に発達しており、
一般人の倍以上の太さにまで発達している選手もいるのです。
ちなみに、日本人と比較して、
海外の選手は筋肉が発達しやすい傾向にあります。
以前テレビ番組で、
世界トップレベルの選手と日本トップレベルの選手の
腸腰筋を比較した結果、
大きさがまるで違っていたという発見がありました。
やはり、この「腸腰筋」が、速く走る事につながって
いることがわかりますね。
ここまで、腸腰筋について話をしてきましたが、
「どうやって鍛えるの?」って話ですよね。
腹筋の鍛え方はなんとなく知っている方も多いかと思いますが、
腸腰筋なんて言葉を初めて聞いた方がほとんどなのではないでしょうか。
家でもできる、今すぐできる、簡単なトレーニングを紹介します。
①普段より大股で歩く
えっ、これトレーニング?と思うかもしれませんが、
立派なトレーニングです。
大股で歩く
→歩幅を広げるには脚を高く上げる必要がある
→腸腰筋が鍛えられる、ってわけです。
写真のように、体をまっすぐにすることを意識してみましょう。
また、立ち上がるときにも、体を前に倒すことなく
まっすぐと立ち上がることで、お尻の筋力や腿の裏の筋力の
向上にも効果的です!
②階段を一段とばす
これも上と同じですね。階段を一段飛ばしにすれば、必然的に脚を高く上げる必要があります。
③レッグレイズ
直訳すると「脚を上げる」です。写真のように、
①仰向けに寝て
②脚を伸ばした状態で上げ下げを行なう
③脚を下す際は、地面に脚がつかないように
最初のうちは、20回×3セット位を目安にすると良いと思います。
速く上げてゆっくり下すことで、
より効果的にトレーニングができます。
また、慣れてきたら
回数を増やしたり、重りを付けてみても
いいかもしれませんね。
どこを鍛えているか、
このトレーニングで何が得られるのか
を意識して、練習に取り組んでみてください。
徐々に効果が出てくるはず!と言うことで、今回はここまで!
ブログの内容は動画でも紹介していけるようにと
考えていますので、お楽しみに!