このブログは、
「速く走れるようになりたい」
「走るのが苦手」
そんな方たちにお届けします。
走ることが苦手な人にとって、
運動会シーズンは憂鬱になりがちなもの。
練習をしようにも、
なかなか効果が表れなかったり、
そもそも効果的な練習方法を知らなかったり、
といった経験をしている人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、速く走るための条件は、
たったの「2つ」だけなんです。
それは何かというと…
「脚を速く動かす」
「歩幅を大きくする」
この2つです。
何を当たり前のことを、と思う方も多いかもしれませんが、
実はこれ、答えられない人がほとんどなのです。
大体の場合は、
「一生懸命練習する」
「才能」
「指導者による」
といった答え方をします。
もちろん、それらも大切な「要素」にはなりますが、
「条件」とは異なります。
すべては、
「脚を速く動かす」
「歩幅を大きくする」
この2つにつながってくるのです。
専門用語を使うと、
脚を速く動かすこと、脚の回転数のことを「ピッチ」
一歩で進める距離、一歩当たりの歩幅のことを「ストライド」
と呼びます。
「ピッチ×ストライド」
この条件を知ったうえで練習するのと、
何も知らずにただやみくもに練習をするのとでは、
練習の質は全く違ってきます。
この練習はピッチの向上につながる、
このトレーニングはストライドの向上につながる、
これを意識することで、ストライドが向上する
…など、今自分は
何のためにこのトレーニングをしているのかを理解し、
目標に向かって練習をすることが、とても重要になります。
この条件に触れないまま、「もっと速く走れ!」とかいう
根性論を押し付けられたところで、
練習に対するモチベーションなんて、
上がりっこないですよね(笑)
学校の授業で、
「今日は〇〇について学習します」
「〇〇ができるようになりましょう」
など、先生が授業の始めに教えてくれた経験はありませんか?
要はそれと一緒です。
「この練習は何を向上させるためのものなのか」
を把握してから、練習に取り組みましょう。
今後のブログで、速く走れるようになるための具体的な練習方法に
ついてもお話ししていきますが、その際は必ず、
「ピッチ」
「ストライド」
のどちらを向上させるものなのか(両方を向上させる練習もあります)も
お伝えしていきます。動画での解説も準備していますので、お楽しみに!