通信制高校サポート校Seeds学院高等部保護者会を終えて

2023年度初めてのSeeds学院高等部の保護者会が、

5月13日(土)10時~12時SeedsAPP第三教室で開かれました。

今年度、新入・転入生が5名の入学があり、Seeds学院高等部は

在籍15名となりました。

新たな保護者の方々の顔ぶれということもあり、

最初は皆様も少し緊張の表情をされていました。

しかし、生徒たちの入学後の高校生活の様子をスライドとともに

紹介させていただいたり、

保護者の皆様と学校との連携の方針

お話させていただいたりなど、会が進むにつれ、

皆様の表情が少しずつ緩み、とても和やかな雰囲気となっていきました。

保護者の皆様と私たち職員の共通の目的は、

言うまでもなく「子どもの笑顔と成長」です。

そのための「環境づくり」を共にしっかりと手を携えながら

進めさせていただきたい旨をお願いいたしました。

皆様が大きくうなずきながらお話を聞いていただけたことで、

その「環境づくり」に際し、私たち職員はとても大きな心強さと

自信を得ることができました。

大変にありがたいことです。

また、今年度、通信制高校サポート校が、正式な法的位置づけとして

通信制高校の「学習等支援施設」と定められたこと

を受けまして、Seeds学院高等部では、新たなカリキュラムを

発表させていただきました。

その新カリキュラムのテーマは「自分磨き」です。

Seeds学院高等部の大切な役割は、当然のことながら生徒の皆さんが

高校卒業資格を取得することであります。しかし、それと同時に、

高校卒業後の進路(出口)を見据えた取り組み

がとても重要だと考えております。

そのためには、「らしさ」をとことん追求した

「自分磨き」が一番の進路指導だと思うのです。

将来「やりたいこと」や「なりたいもの」を定め、

そのための「自分磨き」も良いと思います。

また、それとは逆に「自分磨き」をしながら将来の夢や目標が

見つけるのもありだと思います。人それぞれですね。

いずれにしても自分をピッカピカに磨く「自分磨き」のための

カリキュラムを、今年度整えたつもりです。

しかし、これで良しという完璧なものはないと思います。

まだまだ不十分なところは、前に進みながら整えていく決意です。

保護者の皆様にもそのような方針につきましてとても

好意的な関心を示していただき、様々な角度から多くのご質問を

いただけたことをとても嬉しく思います。

 

第2部の「保護者懇談会」では、自然の流れの中から多くの保護者の

皆様が今までの体験を語り合う自己開示の場となり、

思わず涙する保護者の方や職員もおりました。

皆様、それぞれにいろいろなことがありますよね。

私たちはみんな人間ですものね。(笑)(涙)

 

2023年度初めてのSeeds学院高等部保護者会は、

そんな、笑いあり、涙ありの会となりました。

私も保護者の皆様の親としてそして人としての温かさや優しさに

触れさせていただき、とても感激いたしました。

明日から、その熱い思いを胸に、子どもたちとしっかりと

向き合って参る所存です。

今後とも、何卒、よろしくお願いいたします。

 

Seeds学院高等部

校長 城田 輝三