講演会のご案内

 

SeedsAPPに通室されていたお子さんの保護者様が

活動されている、「いろんなカタチ鎌倉」様より、

講演会のご案内がありましたので告知させていただきます。

星山先生メンズ座談会第2弾リーフレット

今回は、令和5年7月9日(日)に、お子さんのことでお困りの

お父さま、おじい様、そして先生を対象とした、

「星山麻木先生のミニ講座&メンズ座談会」が開催されます。

ご興味のある方は、以下リンクよりお問合せ下さい。

いろんなカタチ鎌倉HP

 

第4回進路情報セミナーを実施いたしました

こんにちは!夏が近づき、やっと気温が私のテンションに追い付いて

来ましたね。SeedsAPPの伊藤です。

 

SeedsAPPでは、令和5年6月17日、

第4回進路情報セミナーを2部構成で実施いたしました。

今回は過去最多となる、40名近い方々にご参加いただくことが

できました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

第1部では各種学校の説明や特色、通信制高校の需要の高まりや、

教室に通う・通っていた生徒の皆さんのインタビューを

実施いたしました。

インタビューでは、生徒の皆さんのリアルな声を

聞いたり、成長を感じたりすることができました。

第2部では、SeedsAPPの運営する通信性高校サポート校(学習支援施設)

Seeds学院高等部の説明を行ないました。

今回ご参加いただいた皆様に、少しでもお力になれたのであれば幸いです。

Seeds学院高等部の体育スクーリングを実施しました

こんにちは!SeedsAPPの体育担当、伊藤です!

6月9日(金)、通信制高校サポート校である、

Seeds学院高等部の体育スクーリングを、鎌倉市大船体育館にて行いました。

今回の体育スクーリングでは、「バスケットボール」を実施しました。

事前学習も行い、ある程度の知識を身に着けた状態で臨むことができ、

Seeds学院高等部の生徒たちは、パスやシュートを楽しみながら

実践していました。

授業の後半は、ドリブル禁止のルールを取り入れ、試合形式で実践!

汗だくになりながらも、仲間達と声を掛け合いながら

楽しんでゲームを進めることができました。

明日はみなさん筋肉痛でしょうか?笑

次回の体育スクーリングもお楽しみに!

メディアリテラシー教育の必要性③

こんにちは!SeedsAPPの伊藤です!

これまで2回に渡り、メディアリテラシー教育の必要性

についてお話ししてきました。

現代社会にとってなくてはならないツールとなった、

インターネットやスマートフォンなどのメディア機器。

これらは、情報を得るだけのものではなく、

発信することもできるツールであることも

理解していく必要があります。そこで今回は、

情報を発信(アウトプット)することに着目して、

メディアリテラシー教育の必要性

をお話ししたいと思います。

 

(SeedsAPPでパソコンを使った活動をしている様子)

 

いまや小学生が描く「将来の夢ランキング」の上位に、

youtuberがランクインしてくるほど、

動画サイトは身近なものとなっています。

SeedsAPPに通っている子どもたちの中にも、

動画を投稿している子や興味を持っている子も多くいます。

ここ数十年で、一般の人たちにとって動画や映像は

観るものから観てもらえるものに変化

してきています。これは、SNSなどを通じて

情報を発信することが容易になってきている

ことが背景にあります。最近では、

InstagramやTikTokといったSNSが流行し、

若者たちの娯楽になくてはならないものとなっています。

(筆者が中学生の頃は、友人とメールのやり取りができるだけで楽しかったものです。笑)

これらの媒体を通じて、

素晴らしい才能を世の中に披露できる

というのは、とても良いことだと思います。

以前のブログでは、情報収集をするうえで、

必要性や危険性を理解すること、

信ぴょう性を考え情報を精査する力をつけること

について話してきました。

これに対して、情報を発信する際には、

「正しい情報であるかどうか」

ということに気を付けなくてはなりません。

人から聞いた話やSNSで得た情報を

そのまま鵜呑みにして発信してしまうと、

情報の真偽に関係なく拡散されてしまいます。

もし誤った情報が広まってしまうと、

不安や不信感を与えかねません。また、

動画や画像の無断転載や、著作権、肖像権

といった点に気付かず、または無視して投稿してしまえば、

場合によっては訴えられる可能性も十分にあります。

さらには、

SNS上で話題になりたい、注目されたい、

といった感情が過剰になると、

不適切な行為や迷惑行為などを投稿して問題になる、

いわゆる「炎上」も発生します。

SNSが流行し始めてから、こういった

炎上動画や炎上投稿は数多く目にしてきましたが、

つい最近では、

迷惑行為の被害企業がついに訴訟に動き出したり、

逮捕者が出たりといった事態にまでなっています。

SNSで情報発信をする上でも、やはり

メディアリテラシー教育は必要不可欠です。

(パソコンソフトを使ってプレゼン資料を作成している様子)

 

情報が本当に正しいものなのかを精査して発信する事、

権利等について正しく学んでおくことは、

社会に出ていく上で非常に重要と言えます。

また、話題性を獲得したい、注目してほしい気持ちのために、

他人に迷惑をかけてもいいのか、

その行為はどんな影響をあたえる可能性があるのか、

ということに対して考えたり判断したりするのは、

メディアリテラシー以前にそもそもの一般常識

であることを、それぞれが認識・理解しておく必要があります。

以前にはできなかったことが手軽にできるようになった世の中においては、

心配する必要もなかったことに対しても心配をし、

対策を講じていかなければいけません。

特に、発達段階の途中にいる子どもたちが

安心して情報社会の中で生きていくには、

保護者や学校など大人たちによる

メディアリテラシー教育に加え、

マナーやモラル、一般常識を身につけていけるよう

学んでいける環境が必要です。

「そんなこともわからないの?」ではなく、

「そんな当たり前のことだからこそ、改めて」

という思いで伝えていき、

子どもも大人もSNSを安心して正しく利用していきたいですね。

以上、今回は情報発信に伴うメディアリテラシー教育の必要性

についてのブログでした。

通信制高校サポート校Seeds学院高等部保護者会を終えて

2023年度初めてのSeeds学院高等部の保護者会が、

5月13日(土)10時~12時SeedsAPP第三教室で開かれました。

今年度、新入・転入生が5名の入学があり、Seeds学院高等部は

在籍15名となりました。

新たな保護者の方々の顔ぶれということもあり、

最初は皆様も少し緊張の表情をされていました。

しかし、生徒たちの入学後の高校生活の様子をスライドとともに

紹介させていただいたり、

保護者の皆様と学校との連携の方針

お話させていただいたりなど、会が進むにつれ、

皆様の表情が少しずつ緩み、とても和やかな雰囲気となっていきました。

保護者の皆様と私たち職員の共通の目的は、

言うまでもなく「子どもの笑顔と成長」です。

そのための「環境づくり」を共にしっかりと手を携えながら

進めさせていただきたい旨をお願いいたしました。

皆様が大きくうなずきながらお話を聞いていただけたことで、

その「環境づくり」に際し、私たち職員はとても大きな心強さと

自信を得ることができました。

大変にありがたいことです。

また、今年度、通信制高校サポート校が、正式な法的位置づけとして

通信制高校の「学習等支援施設」と定められたこと

を受けまして、Seeds学院高等部では、新たなカリキュラムを

発表させていただきました。

その新カリキュラムのテーマは「自分磨き」です。

Seeds学院高等部の大切な役割は、当然のことながら生徒の皆さんが

高校卒業資格を取得することであります。しかし、それと同時に、

高校卒業後の進路(出口)を見据えた取り組み

がとても重要だと考えております。

そのためには、「らしさ」をとことん追求した

「自分磨き」が一番の進路指導だと思うのです。

将来「やりたいこと」や「なりたいもの」を定め、

そのための「自分磨き」も良いと思います。

また、それとは逆に「自分磨き」をしながら将来の夢や目標が

見つけるのもありだと思います。人それぞれですね。

いずれにしても自分をピッカピカに磨く「自分磨き」のための

カリキュラムを、今年度整えたつもりです。

しかし、これで良しという完璧なものはないと思います。

まだまだ不十分なところは、前に進みながら整えていく決意です。

保護者の皆様にもそのような方針につきましてとても

好意的な関心を示していただき、様々な角度から多くのご質問を

いただけたことをとても嬉しく思います。

 

第2部の「保護者懇談会」では、自然の流れの中から多くの保護者の

皆様が今までの体験を語り合う自己開示の場となり、

思わず涙する保護者の方や職員もおりました。

皆様、それぞれにいろいろなことがありますよね。

私たちはみんな人間ですものね。(笑)(涙)

 

2023年度初めてのSeeds学院高等部保護者会は、

そんな、笑いあり、涙ありの会となりました。

私も保護者の皆様の親としてそして人としての温かさや優しさに

触れさせていただき、とても感激いたしました。

明日から、その熱い思いを胸に、子どもたちとしっかりと

向き合って参る所存です。

今後とも、何卒、よろしくお願いいたします。

 

Seeds学院高等部

校長 城田 輝三

Seeds学院高等部保護者会を実施しました

5月13日(土)、SeedsAPPの運営する通信制高校サポート校、

Seeds学院高等部の保護者会を実施いたしました。

お足元の悪い中お越しいただき、誠にありがとうございます。

カリキュラムの説明やスケジュールの確認のほか、

お子さんに関する相談や保護者の方同士での交流など、

とても良い形で進めることができたように感じました。

また今後も保護者会や面談等を実施してまいりますので、

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

メディアリテラシー教育の必要性②

こんにちは!NPO法人SeedsAPPの職員、伊藤です!

 

以前のブログで、危機管理に関する面を中心とした

メディアリテラシー教育の必要性

についてお話ししました。

メディアリテラシー教育の必要性➀

情報収集をするうえで、

ICT機器やインターネット等を

使用すること自体を問題視するのではなく、

子どもたちが情報を取捨選択し、

適切に活用できる能力を身につける必要がある、

と言えます。今回は、情報の活用の仕方をメインとした、

メディアリテラシー教育の必要性

についてお話ししたいと思います。

 

皆さんは、何か調べものをする際には、

何を利用することが多いでしょうか。

現代社会においては、第一に

インターネットが挙げられるでしょう。

スマートフォンやタブレット端末など、

持ち運びとデータ通信が可能な媒体があれば、

時間・場所を問わず必要な情報を集める

ことができます。

インターネットを利用して、調べたい語句を打ち込んで検索し、

それについて書かれた記事から必要な情報を得る、

というのが一般的なスタイルでしょう。しかし、

インターネット上に挙げられる情報の数は

日々増え続ける中、

何を持って「この情報が正しい」と判断するのかは、

子どもどころか大人でも難しい所ではあります。

掲載されている記事によっては、

全く別の内容が書いてあることもあり、

どの情報を選択すればよいのか迷ってしまう

のではないかと思います。

SNSなどで誤った情報が流され、

拡散されてしまうなどしたら、

世の中はパニックを起こしてしまうでしょう。

ここで必要なのも、やはり

メディアリテラシー(情報の真偽を見抜く力)

であると言えます。

膨大な情報があふれる現代において、

その情報を鵜呑みにするのではなく、

その情報の信ぴょう性を調べるほか、

なぜそのような情報が発信されたのか、

情報の出所を探すなども、

必要に応じて行う必要もあります。

また、調べた情報同士を比較して、

共通点や矛盾点を探したり、

根拠に基づいた情報であるかどうか

を調べたりすることも必要とされます。

 

学習指導要領においても、

学習指導におけるICT機器の活用

に関していくつも例示されています。

これは、ICT活用の目的によって、

「子どもたちの情報活用能力を育成するため」

「教科の学習目標を達成するため」

の2つに大きく分類されています。

(文部科学省:初等中等教育における学習指導でのICT活用より)

前回のブログで、危機管理に関する面でのメディアリテラシー教育に

ついて触れましたが、そもそも

ICT機器を何のために活用(所持)するのか、

どのように活用すべきなのかを、

発達の途中段階にいる子どもたちはもとより、

周囲の大人たちがそれをしっかりと理解し、

どれだけ的確に子どもたちに伝えること

ができるかが、非常に重要になってきます。

 

「友達が持っているから」

「これがあれば便利だから」

「インターネットに書いてあったから」

といった答えには要注意。

本来の目的、使用目的の明確化、

適切な使用と判断とったメディアリテラシー

を常に心がけることで、

ICT機器の持つ本来の力を有効に活用できるでしょう。

以上、情報の活用の仕方をメインとしたメディアリテラシー教育に

関するお話しでした。

令和5年度Seeds学院高等部の入学イベントを実施しました

こんにちは!NPO法人SeedsAPPの職員、伊藤です!

 

令和5年4月8日(土)、令和5年度Seeds学院高等部の

入学イベントを実施いたしました。

前日は強い雨と風でしたが、当日は気持ちよく晴れ、

気持ちの良い気候で高校生活をスタートすることができました。

みなさん、ご入学おめでとうございます!

これから一緒に、Seedsで充実した高校生活を過ごしていきましょう!

Seeds学院高等部卒業イベントを行ないました。

こんにちは!NPO法人SeedsAPPの職員、伊藤です!

 

令和5年3月11日(土)、Seeds学院高等部の

卒業イベントを行ないました。

3年間、本当によく頑張りました!おめでとうございます!

Seeds学院高等部で過ごした時間や積み重ねてきた努力は、

かならず皆さんの助けや支えになると思います。

これからも、自分らしさを輝かせながら、生き生きとした

毎日を過ごしていってもらえたらと思います。

【ご報告】「令和5年度かながわボランタリ活動補助金事業」において SeedsAPPの新事業が採択されました!

去る令和5年2月15日(水)15時10分~、かながわ県民センター11階

講義室2におきまして、

「かながわボランタリ活動補助金事業」

のプレゼンテーションが行われ、

SeedsAPPの新事業が令和5年度の補助金対象事業として採択されました。

大変にうれしく有難いことであります。それと同時に、

県民の皆様の公金をいただき進める事業であるという

大きな責任を感じております。

採択された事業名は、

「学習障害やその周辺の子どもたちのための

デジタル副教材(漢字編)の開発」です。

漢字書字に苦手意識のあるこどもを含む、

すべての子どもたちが楽しく正しく漢字を書けるようになる、

多感覚デジタル副教材の開発です。

採択していただけたポイントしては、

単に漢字が正しく書けるようになるというだけではなく、

子どもの自己肯定感を高め自信に繋げていく

という点を評価していただけました。

 

SeedsAPPでは、昨年の4月に「学び方Labo」という研究チームを

設立いたしました。

文字通り、その目的は子どもの「学び方」を研究し、一人ひとりが

自分に合った「学び方」をデザインすることにあります。

そのために、多様な‟工夫“や‟オプション”のある

「学び方」を創造する必要があると考えています。

多様な可能性をもつ子どもたちに多様な「学び方」の選択肢を

用意する必要があるということです。

その取組みのスタートとして、学習の最も基礎基本である

「読み書き」を研究テーマとし、約1年を掛けて調査研究を

重ねて参りました。

今回の多感覚デジタル副教材の開発は、

その研究の具体的成果物としての企画となります。

 

漢字の覚え方として、従来は繰り返し書くという学習法が主流

でありました。しかし、

漢字が覚えられないとか、

繰り返し書くのが合わない

と感じる子どもたちも少なくありません。

そのような子どもたちの新たな漢字の覚え方として、

漢字を音とともに覚える「聴覚法」、

さらには視覚と聴覚の両面から学ぶ「視聴覚法」

という学習法があります。

その有効性は、医療関係者や教育研究者の方々の研究結果が

論文等でも発表されております。当教室においての試行でも、

その有効性を実感しております。

その学習法を多感覚デジタル副教材として開発し、

Web上で無償公開していきます。

漢字を覚えるのが得意不得意に関わらず、

すべての子どもたちにとって楽しく漢字を覚える

新たな「学び方」の選択肢の一つとしてご活用していただければ幸いです。